「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢をみない」めちゃおもしろかった(*’▽’)
ネットの掲示板かどこかで、「青ブタはタイトル損してる」みたいなコメントみたんですけど
同意です(笑)
かくいう私もタイトルとキービジュアルで、見ないという判断をしていた人間でした…
長め(今となっては言うほど長くはないけど)且つパロディチックなタイトル、バニーガール美少女のキービジュアル
フィギュア化もして、はいはいブヒブヒなやつでしょどうせ
とか思っていた私を踏んづけてやりたいですよ、
さすが先輩、ブタ野郎ですねって
はい、この通りしっかりブタ野郎になりました
いえ、こういう書き方するとブヒブヒな作品って思われるって、書いてて気づきましたが
そういうだけの作品じゃなかったです
この物語の世界観、いわゆる設定になっているのが、「思春期症候群」
この思春期症候群には、
観測理論(シュレディンガーの猫)やプラトンの悪魔、量子もつれ、などなど
中2心をくすぐる、なんかかっこいいワードを関連させてるんです
大好きですこういうの
脱力系主人公が、次々とヒロインを救っていく様はギャルゲのようで、まさにノベルを読んでるかのような楽しさがありました
あとまた音楽の話になりますが、主題歌がよかったです
OPの「the peggies」ってバンドは、前から好きで聞いてたガールズバンドだったのです
青ブタの主題歌ってのを知らなくて、なのにまたこういう出会いができたってのは私のなかで評価が爆上がりなのです
点と点がつながっちゃった(>o<)みたいな
EDと作中音楽も担当している「fox capture plan」も知っていて、あぁ好きになるべくしてなったのかな、なんて
あとあと、原作者の鴨志田一さんは「さくら荘のペットな彼女」の原作者だったことも知って
それこそ、好きになるべくしてなった感を得ました(*’▽’)
さくら荘もめちゃ好きだったんです(*’▽’)
はい、私知ってますよアッピルさせていただきました(^_-)-☆
作品の内容に戻ります(笑)
とか言いながら、触れておきたいことひとつありました
青ブタは映画までみましょう
13話+劇場版でまとめられてます
この商法、って言っちゃうとあれですが、最近はやりの映画化ですよね
劇場版=14話~
っていう、賛否ありそうな構成ですが
私はそれでもよかったです、面白かったので!
まんまとはまりましたよ、ははっ(*’▽’)
この辺そろそろで本記事タイトルに触れますかね(笑)
※ネタばれあります
私が一番印象に残ったヒロイン、梓川かえでちゃんですよ
切なすぎん? ねぇ葛藤すぎん?
かえでちゃん、消えるってよ ってそれどんなKey?
ていう、主人公の妹 梓川かえで
第1話から一緒に過ごしてきたのに…
パンダの着ぐるみパジャマかわいすぎんよ
制服もかわいいよ(;O;)←ブヒブヒ
そんな「かえで」は「花楓(かえで)」になるんです…
かえでは記憶喪失の後生まれた第2の人格であり、本当は花楓だった
花楓は友達からのいじめにより、思春期症候群を発症
その結果、記憶喪失になり引きこもりになる
(花楓の思春期症候群は、暴行されたわけでもないのに痣や傷ができる、というもの。
記憶喪失自体は思春期症候群ではないと思われる)
記憶喪失後にできた第2の自我を、兄である主人公梓川咲太が、「かえで」と呼ぶことにした
かえでは、「かえで」として認識してくれたことがうれしかった、
周りのみんなは「かえで」を、かえでが知らない「花楓」として接しようとしていたから
これだけでも切ないんよ
でもね、かえでの記憶が戻ったら、花楓になるんよ
かえではいなくなるんよ…
1話からずっとかえでと過ごしてきたのに、11話にきてこの事実を知らされる私、とヒロイン達
かえでじゃなくなることがなんとなくわかったかえで、
パンダ姿で家から一歩も出なかったかえでが、お兄ちゃんは何にもできなかったわけじゃないと、
制服を着て、学校に行こうとするんです
思春期症候群による痣を発症させながら…
切なすぎん?…
花楓に戻ることはうれしいことなのに、同時にかえでとのお別れを意味するって…
咲太も泣いた 私も泣いた
そういうわけで、かえでロスなんですわ(;O;)
コメント