【洋画オススメ】6才のボクが、大人になるまで。を大人になった私がみました【イーサン・ホーク】

「6才のボクが、大人になるまで。」を視聴しました

日本で上映された当初、気になってたけどみにいけなかった作品でしたが、

アマプラ内のCMで流れてきてその記憶を思い出せたので視聴しました(*’▽’)

イーサン・ホークが出演してるのも理由のひとつです 大好きなのです(*’▽’)

「恋人までの距離」(及び続編含むビフォアシリーズ)や「リアリティ・バイツ」「いまを生きる」はイーサン・ホーク出演で大好きな作品です

 

話は戻りまして、本記事の作品「6才のボクが、大人になるまで。」は、

出演者のメイソンが幼少期から青年に至るまでの成長を撮るために、2002年~2013年の12年をかけてまったく同じキャストを撮ってきた

ってのがすごいです、超長期的作品です

 

普通、幼少期は子役、青年期は違う俳優って手法を使うはずですが、

幼少期も青年期も同一人物のキャストなんです

 

見終わってから、結構長い作品だったなと調べてみたら、上映時間:166分でした(笑)

そりゃ長く感じるわ(笑) 12年かけてるだけありますよね

でも飽きなく見れたんですわ(*’▽’)

 

 

※ネタばれあります

タイトル通り、6才のメイソンJr.が大人になるまでを時系列通りに進んでいく作品で、

ノンフィクションに近い、いわゆるヒューマンドラマです。

主人公はメイソンJr.ですが、作中ずっと一緒に暮らしている母親もまた、主役だったのではないでしょうか

 

冒頭メイソンJr.は姉(サマンサ)と母(オリヴィア)、父(メイソン)で暮らしています

まもなく母は離婚、子ども二人と故郷へ引っ越すことになります

原因としては、子育てに非協力的な夫との度重なるケンカ、価値観の相違でしょうか

子どもが生まれたのは二人が23歳の時のようで、手探りで子育てをしてきた、しているようなシーンもうかがえます

知り合いのパーティ?から帰ってきた夫との口論の際、オリヴィアは「私だって映画やカフェやショッピングに行きたい」みたいな発言をします

でも母親としていろいろ我慢しているのだと

 

息子と娘は友達と離れたくないし、父とも離れたくないようで、母オリヴィアの故郷に引っ越すことを拒みます

子どもたちが振り回されている様子がわかります

夫が定期的に子供たちと会うシーンがあり、子どもたちも楽しそうに父親と遊ぶシーンをみると、

複雑な心境になるのは否めませんでした

しかし、子どもたちが成長するまでずっと定期的に会って見守ってきた父親は、この最初の父だけです

というのも、引っ越し後オリヴィアは職を得るために大学へ通いますが、そこの教授と再婚をします

教授も二児の子持ちで一気に6人家族となりますが、時がたつにつれ教授が暴力を振るうようになり、メイソンJr.とサマンサをつれ逃げるようにオリヴィアは出ていくのです

二度目の離婚です←どんだけ振り回されるんや?

再婚後も2度目の離婚後も、血のつながった父は定期的にメイソンJr.たちに会いにきてくれていました

父も別の女性と再婚しますが、再婚後もずっとメイソンJr.たちと会っています

会って遊んだり話をしたりするシーンを見ていると、

子どもたち、特にメイソンJr.は実父のことがずっと好きであり、父もまた子どもたちのことを愛していることが伝わってきました

 

また時が経ち、オリヴィアは教職に就き、子どもたちも高校を経て大学に通うようになる話になります

メイソンJr.が高校を卒業した際にはパーティが開かれ、そこにはやはり実父も祝いに来ていました

「パーティに来ている父親は俺だけか」、なんてオリヴィアと話すシーンもありましたね

 

そしていよいよメイソンJr.が大学に通うため、家を出るシーン

オリヴィアが突然泣き出してしまいます どうしたの、とメイソンJr.

「今日は最悪の日だわ」からはじまり、子どもたちとの思い出を語ります

そして「こんなに早いなんて思ってなかった」と

 

泣きましたね私も

結婚や離婚を繰り返し、その度に引っ越しや友達とお別れあり、散々振り回されてきた子ども達

振り回してきたオリヴィア

それでもオリヴィアのことを愛していた子どもたち、もちろんオリヴィアも子どもたちを愛していました

オリヴィア=母も一人の人間であること、1家族の成長過程をみさせてもらいました

 

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